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1992年、雑誌『EBONY』。マイケル in アフリカ。
Google 書籍検索  EBONY 1992年5月号

blog_import_4e844b4e99b01.jpg雑誌『EBONY』、1992年5月号のインタビュー。アフリカを旅し、人々から熱烈な歓迎を受けたマイケル。アフリカの人々は温かく、マイケルにアフリカの民族の王様の衣装を着せてくれたり、子どもたちは世界的スーパースターに大喜び。ところがこの時期、悪質さを極めていた一部の欧米メディアには「肌が白くなったマイケル・ジャクソンはアフリカの人々を不潔と思っているのか、握手もハグをしない」等といった調子で、事実をめちゃくちゃに捻じ曲げて報じるものも存在しました。言うまでもなくそんなものは100%大嘘で、マイケルは行く先々で可能な限り人々と触れ合いを楽しんでいました。
一方、『EBONY』誌はいつでもマイケルのアフリカへの情熱や芸術に対する献身を公正に伝えていたので、マイケルも他の雑誌にはなかなか語らないような内面のディープな部分についても語っています。



Ebony/Jet: アフリカ大陸への今回の回帰について何か特別な感情はある?

Michael: 僕にとっては「文明の夜明け」のようなものなんだ。社会が存在した最初の場所。たくさんの愛を見てきたよ。すべてのリズムのルーツだから、そういうつながりがあるんじゃないかと思うんだ。何もかも。ふるさとだよ。
Ebony/Jet: あなたは1974年にアフリカを訪問しました。2度の訪問を比較して、どう?

Michael: 僕は今回、より多くのことに気がついているんだ。人々、彼らの暮らしぶりや、彼らの政府。でも僕にとっては、リズムや音楽、人々についてより多くを発見している。それが僕が他の何よりも本当に気づいたことさ。信じられないほどのリズムだよ。子どもたちの動きは特筆に値するよ。小さな赤ちゃんたちでさえドラムを聴くと動き出す。リズム、それが彼らの魂に影響する様子、そして彼らは踊りだす。アメリカの黒人たちが持っているものと同じなんだ・・・

Ebony/Jet: 本物の王様になった気分は?

Michael: そのことはあまり考えないようにしてるんだ、僕は思い上がりたくないから。でもすごく光栄なことだよ・・・

Ebony/Jet: 音楽とリズムの話だけど、あなたの最新アルバムのあのゴスペル・ソングはどのようにまとめたの?

Michael: 僕は『Will You Be There』を自宅で書いたんだ、カリフォルニアのネヴァーランドでね・・・僕は必死に考えたりはしなかったんだ。だから僕が書く曲を自分の手柄にするなんて難しいよ、僕はただいつも、それは上の方から出来上がってくると感じるからね。僕は自分が、そういう音楽が通り抜ける楽器になれることを幸運に感じる。僕はそれがやって来るための供給源に過ぎない。それを僕の手柄にすることはできないよ、それは神の仕事なんだから。神は僕をメッセンジャーとしてお使いになってるだけさ・・・

Ebony/Jet: アルバム『Dangerous』のコンセプトは何?

Michael: 僕はチャイコフスキーの『くるみ割り人形』のようなアルバムをやりたかった。今から千年の間、人々がずっとそれを聴いてくれるようにね。永遠に生き続けるであろう作品をね。子どもたちやティーンエイジャーや親たち、それに世界中のすべての人種の人たちが、これから何百年も何百年もの間、ずっとそのアルバムから曲を取り上げて議論しているのを見てみたい。僕は作品に生きていて欲しいんだ。

Ebony/Jet: この旅で、あなたが子どもたちを訪問するのに特別な努力をしたことに気がつきました。

Michael: 子どもたちが大好き、ごらんのとおりね。それから赤ちゃんたち。

Ebony/Jet: それに、動物たち。

Michael: うん、動物たちや子どもたちはある種の感覚を持っていて、それは僕にある種の創造のエキス、創造の力を与えてくれる。それは大人になって世の中に合わせていくうちに失われてしまうというようなタイプのものなんだ。かつて偉大な詩人は言った。「私は子どもたちを見ると、神はいまだ人間を見捨ててはいないと知る」。インドから来たインド人の詩人がそう言ったのさ、彼の名はタゴール(Tagore)。子どもたちのイノセンスは、僕にとっては無限の創造性を意味しているんだ。どの人間にもある潜在的なものさ。でも大人になると人は合わせてしまう。自分や、まわりで起きる諸々の事の方にすごく合わせられてしまう。愛、子どもたちは愛情深くて、彼らはゴシップを言わないし不平も言わない、ただ心を開いている。彼らは受け入れる。彼らはジャッジしない。色の違いで物事を見ない。彼らはとても子どもらしい。大人の問題はそこなんだ、彼らはその「子どもらしさ」という価値を失ってしまう。そしてその(子どもたちのような)レベルのインスピレーションがまさに必要で、すごく重要なんだ、創造したり、曲を書いたりするのにね、それに彫刻家や詩人や小説家にとってもね。それと同じ種類のイノセンス、同じレベルの意識、創造はそこから生まれるんだ。子どもたちはそれを持ってる。僕は動物たちや子どもたちや自然から、まさにそれを感じるよ。もちろん。それから、ステージに立つ時は、観衆からも同じ種類の反応がなければ僕はパフォームできないよ。原因と効果、アクション、反応、というようなね。僕は彼らから(反応を得て)プレイするんだから。彼らは本当に僕にエネルギーを供給してくれる、だから僕はただ彼らのエネルギーによって動いているんだ。

Ebony/Jet: すべてはどこに向かっているのかな?

Michael: 僕は本当に、神が、使命のようなことを行う人々をお選びなっていると信じてるんだ、ミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチやモーツァルトやモハメド・アリやマーティン・ルーサー・キングが選ばれたようにね。それを行うことが彼らの使命なんだ。そして僕は、自分がここに存在する真の意味のまだほんの表面しかかじっていないんだと思ってる。僕は自分の芸術に打ち込んでいる。僕はこう信じてる、すべての芸術には、物質と精神の間の、人と天との間の結合という究極のゴールがあるんだ、とね。僕は自分が、音楽が通り抜ける楽器になれることに幸運を感じるよ・・・

内側奥深くから、僕はこう感じるんだ、僕たちが生きているこの世界は、本当に大きな巨大な、途方もない交響楽団なんだよ。原初のかたちにおいては、すべての創造はサウンドだと僕は信じていて、それはただのランダムな音というわけじゃなくて、音楽なんだ。「music of the spheres(天空の音楽)」(=天球の運行で生ずるとピタゴラスが想像した人間には聞こえない霊妙な音楽)という表現を聞いたことがあるかな?うん、とても文学的なフレーズだね。ゴスペルでは、「そして神は地球の塵から人間を創り、その鼻に生命の息吹を吹き込み、人間は生きる魂となった」とあるよね。僕にとっての生命の息吹は、生命の音楽で、それは創造のすべての組織に浸透するんだ。アルバム『Dangerous』の一作品(=詩『Planet Earth』)のなかで、僕はこう言ってる、「Life songs of ages, throbbing in my blood, have danced the rhythm of the tide and flood(僕の血をたぎらせる何億年もの命の歌が/寄せては引く波のリズムを踊る)」。これはまさに文字通りの声明なんだ。なぜなら、僕のDNAの構造から聞こえてきたその同じ新たな奇跡の音程と生理的なリズムは、星の動きもまた支配するんだからね。同じ音楽が、季節のリズムを、僕たちの心臓の鼓動を、鳥たちの渡りを、潮の満ち引きを、成長と革新と崩壊のサイクルを支配しているんだ。それが音楽、それがリズムさ。そして、僕の人生のゴールは、ラッキーなことに僕が授かったものを、世界に与えることなんだ。僕の音楽とダンスを通した神聖なる結合のエクスタシーをね。それが僕の目的のようなものだし、僕の存在意義なんだ。

Ebony/Jet: 政治の方はどう?

Michael: 僕は政治にはけっして入り込まない。でも、僕は音楽がその獰猛な野獣を落ち着かせると考えてる。顕微鏡で細胞を見て、音楽を流せば、細胞が動き出して踊り出すのが見られるだろうね。魂に響くんだ・・・僕はあらあゆるものの中に音楽が聴こえる─(しばし沈黙)─ほら、それがこの8年間で僕が一番言ってきたことさ、僕はインタビューはやらないんだからね。僕はあなたを知ってるし、あなたを信頼してるから。あなたはインタビューを受けるのに僕が信頼できる唯一の人だよ。
【END】
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