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1996年ワールド・ミュージック・アワード。トロフィー大漁!Part.2
引き続き、ワールド・ミュージック・アワードを思い出しています。会場はモナコ、1996年5月8日。

1996年 World Music Awards マイケル・ジャクソンこの数ヶ月前には、マイケルはブラジルで『THEY DON'T CARE ABOUT US』のSFを撮影しており、4月には同曲のシングルカットも行われて、欧州のいくつかの国々でNo.1を獲得するなど、それなりのヒット成績を収めています。が、本国アメリカをはじめ世界的にゴシップ業界では、歌詞論争を糸口としたマイケル批判が続いていて、マイケルはこの会場でも、スピーチの場を借りて、自分は決して人種差別主義者ではないということを訴えています。

また、この時期、『EARTH SONG』パフォーマンスについては、あまりにもシアトリカル(演劇的)に傾き過ぎているのではないか、マイケルは自分を神やキリストであるかのように見せたいのか、大仰で説教くさ過ぎる、といった、演出上の批判もけっこうありました。これは今でも、批評家のみならずファンの間でさえも意見の分かれるところです。が、この授賞式でのマイケル本人は自信とエネルギーに満ちており、力強くパフォーマーとしての全力を発揮しているステージだと思います。

Part.1 からの続き Part.2

Natalie Cole: ここでこの司会の仕事を真のホストにお譲りしたいと思います。この賞は毎年、その方の後援のもと開催されています。モナコとアメリカの強い絆となっているその人物は、こちら側の王家の、また、あちら側の芸術界の王族の子孫でもあります。ご紹介できることを光栄に思います、モナコのアルバート殿下です。
(ミラ注・・・現在のモナコ大公、アルベール2世は、祖先にジェームズ4世やポリニャック伯夫人等がある。母親はハリウッド女優だったグレース・ケリー。)

Prince Albert: モナコを代表しこの授賞式に皆さんを歓迎します。この機会に、才能ある受賞者全員にお祝いの言葉を述べたいと思います。あなた方の音楽という贈り物は、怒り、喜び、情熱、思慮深さという私たちの感情に語りかけます。この賞は私たちからのお返しなのです。毎年スリルを感じる授賞式ですが、今年はその本人が来ています。次の賞を、史上最高セールスのアルバム『THRILLER』作者であり、その他のアルバムでも売り上げ総数5億枚突破に導いた作者に贈ります。ビデオも定評があり、そのショートフィルムは広く受け入れられています。彼が姿を現すと、何百人、何千人のファンが集まり、放送時には、世界中に衛星中継されます。すべての人種や宗教のために、彼の働きは衰えることがありません。今夜、彼はお気に入りの共演者である世界中の子どもたちと登場し、特に気に入っているテーマ、つまり地球そのものについて訴えます。皆さん、マイケル・ジャクソンです。

──『EARTH SONG』パフォーマンス。

Michael: (曲のラストで語りかけるメッセージ。マイケルの隣で子どもが手話も)毎分、サッカー競技場6個分の熱帯雨林が焼かれていることを知っていますか?毎時間、世界中で300人の子どもたちが餓死していることを知っていますか?僕は人間を信じています。何かできるはずです。心から愛してるよ。

──最優秀男性ポップ・アーティスト賞、最優秀男性R&Bアーティスト賞を受賞。

1996年 World Music Awards マイケル・ジャクソンMichael: ありがとう。僕の方こそもっと君たちを愛してるよ。これらの賞は僕にとって特別なものです。すべての国籍、人種の人々を愛し敬い、心にかけている僕にとって、僕の音楽は、人類に敵対する存在を人々に気づかせることであり、いかなる民族をも攻撃するものではありません。僕は決して、反ユダヤではありませんし、あったこともないのです。
(会場の拍手に、笑顔を見せて)それから、ひとつお願いです。タブロイドを読まないで。愛してるよ。
そして、ここにいるのがまさに僕らの未来だよ(ステージ上の子どもたちをさして)。

──マイケル、子連れで自席に戻る。

──ヘレナ・クリステンセン、モートン・ハルケット(a-haメンバー)がプレゼンターとして登場。エイス・オブ・ベイスを紹介。『BEAUTIFUL LIFE』パフォーマンス。スカンジナビア最優秀グループ賞を受賞。

Malin "Linn" Berggren
: 世界中のファンに感謝しています。ハイ、皆さん、またお会いしましょうね。マイケル・ジャクソンのファンにも一言、私も彼のこと大好きよ!

──エヴァ・ハーツィゴヴァがプレゼンターとして登場。フィリップ・キルコロフを紹介。『SAY YES TO THE SUN』パフォーマンス。ロシア最優秀アーティスト賞を受賞。

──ナオミ・キャンベルが再びプレゼンターとして登場。マイケル・ジャクソンを紹介。アメリカ最優秀男性アーティスト賞を受賞。マイケルは子連れでステージに上がり、お礼を述べる。

──デビー・アレンがプレゼンターとして登場。ティナ・アリーナを紹介。『CHAINS』パフォーマンス。オーストラリア最優秀アーティスト賞を受賞。

──リンダ・ラコステが再びプレゼンターとして登場。DJボボを紹介。『FREEDOM』『LOVE IS THE PRICE』パフォーマンス。スイス最優秀アーティスト賞を受賞。

Princess Stéphanie: この賞は、国際レコード業者連盟の協力によって運営されています。今夜はここに、ロンドン本部からデビッド・ファイン会長をお招きでき嬉しく思います。

David Fine: 勢ぞろいの才能の持ち主の皆さんに囲まれ、嬉しく思います。フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュのメンバー4人に対し、賞は3つでした。そこで、1300万枚ものセールスを記録した彼らにふさわしい賞を贈ります。

──フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュがステージに上がり、最優秀グループ賞を受賞。

David Fine: 彼らにはこのままここにいてもらい、次の受賞者を紹介します。今年最も成功を収めた2組に並んで頂きましょう。過去1年における全世界での最優秀男性ポップ・アーティスト賞は、1100万枚の売り上げを記録、キング・オブ・ポップ、マイケル・ジャクソン。

Michael: ありがとう。フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュ、会えて嬉しいです。素晴らしいよ。ありがとう。愛してるよ。

David Fine: ありがとう、マイケル。お気づきでしょうが、悲しいことにこの業界の全スターの成功は、著作権侵害者によって盗まれた大量の音楽という形で表れています。著作権侵害は深刻な犯罪です。毎年、何十億ドルもの損失を被っているのです。そのお金は、新たな才能を開発し各地の文化を育成するものです。そしてアーティストや作曲家に正当な報酬を与えるお金なのです。著作権侵害バスターズ・IFIPの会長として、今夜、声を大にして訴えます。そして、マイケルとフーティー・・・もこの考えを支持してくれると確信しています。音楽業界の未来を危険にさらす犯罪者たちを打倒するため頑張りましょう。ありがとう。

──カレン・マルダーがプレゼンターとして登場。ラッキー・デューべを紹介。『FEEL IRIE』パフォーマンス。アフリカ最優秀アーティスト賞を受賞。

──ウルスラ・アンドレス(元ボンドガール)がプレゼンターとして登場。ジャッキー・チュン(張學友)を紹介。『TRUE LOVE』パフォーマンス。アジア最優秀アーティスト賞を受賞。

──アルバート殿下、功労賞のプレゼンターとして登場。

Prince Albert: さて、私はある女性に特別な賞を授与する栄誉を与えられました。彼女の才能とスタイルは、何世代ものパフォーマーたちに影響を与えてきました。彼女のキャリアはアメリカのサクセス・ストーリーの一例と言えます。生まれ育ったデトロイトの低所得者向け公営住宅を飛び出し、映画・レコード・ファッション界の最もグラマラスなスターの一人となりました。彼女の音楽はアメリカの鼓動となり、アメリカン・ポップの顔となりました。現れては消えるビジネスの世界で、彼女は30年以上も色褪せることなく輝き続けてきました。あらゆる年齢層の共感を呼ぶ、エキサイティングな作品を作り続けています。彼女の音楽はすべてを雄弁に物語っています。皆さん、特別功労賞の、ダイアナ・ロスさんです。

1996年 World Music Awards マイケル・ジャクソン 1996年 World Music Awards マイケル・ジャクソン

──ダイアナ・ロス、特別功労賞を受賞。メドレーで、『STOP! IN THE NAME OF LOVE』、『KEEP ME HANGIN' ON』、『BABY LOVE』、『YOU CAN'T HURRY LOVE』、『WHY DO FOOLS FALL IN LOVE』、『CHAIN REACTION』、『AIN'T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH』、『I WILL SURVIVE』をパフォーム。



──ダイアナ、伴奏が終わっても、まだ歌い足りない様子で、「I Will You Will」とアカペラで歌いご機嫌。

Prince Albert: (ダイアナの高テンションに押され気味)功労賞を彼女の生涯にわたる音楽業界への貢献に対し授与します。

Diana Ross: でも受賞に値しないわ。まだこんなに若いのに(笑)。私の人生もう終わり?でも本当にありがとう。

──マイケルがおもむろにステージに上がって来てダイアナを固くハグ。ダイアナ、「この髪型どう?」

Natalie Cole: OK、新たに独立国が現れる前にこのへんでお開きにしましょう。素晴らしい授賞式だったわね。

Diana Ross: まだ帰りたくないわ。I will survive...(歌い出してしまう。ナタリー・コールもノッてしまう)

Jean-Claude Van Damme: 音楽が世界をより良い場所にしてくれますように・・・(収拾がつかず、諦めてしばし手拍子)・・・ありがとう、ナタリー、忘れられない夜にしてくれて。

Prince Albert: 家族、そしてモナコを代表して皆さん、おめでとう。観客の皆さん、1996年WMAをご覧いただき、どうもありがとう。また来年お会いしましょう!

──ナタリー・コール、ダイアナ・ロス、まだ歌っている。
【END】


というわけで、TV放送では最後、若干グダグダ気味に幕を閉じる1996年のWMAでした。おそるべし、ダイアナ・ロス(笑)。

さて、クイズの答え合わせです。

MJファンたちが激アツ過ぎ・・・ お約束です。

マカレナに毒されてダンス・・・ 1996年の世界的な音楽の「事件」といえば、『Macarena(邦題『恋のマカレナ』)』の大流行!なんと、ビルボード総合チャート14週連続1位を記録(当時の最高記録タイ)。日本でも流行りましたよね~。マイケルが最前列で見守るステージで、ロス・デル・リオがダンサー従え生披露するマカレナ・・・かなりシュールな組み合わせで、もし万が一、マイケルがあの中毒性の強いマカレナ・ビートに感染してあの振り付けをやってしまったらどうしよう・・・と、小心者の私はドキドキしながら見ていましたが(笑)、幸い(?)、マイケルは軽く手拍子を送っているだけにとどまりました。
それにしても、今聴いても、なんとも言えずキテますね~、マーカレナ・・・

王女に雑用を頼む・・・ スピーチの最中、マイケルはマイクスタンドの調節をプリンセスにさりげなーくお願いしてしまう。まぁ、たしかに、キング・オブ・ポップよりもプリンセス・ド・モナコの方が腕力はあるかも・・・??

憧れの大スターを膝に抱いて照れ・・・ 「ダイアナ・ロスのステージを観るマイケルの目がキラキラし過ぎ」、「マイケル、どんだけダイアナ・ロスのこと好きなんだよ」、「まるで子どものファンだな。マイケル、好きなのバレてるぞ」と、YouTubeでもツッコミ殺到。さすがの余裕の大トリ、ダイアナ・ロス、かなりノリノリで誰も止められない。歌いながら一ファン=マイケルの膝に乗ってしまう大サービス!マイケルも「ただの一ファン」らしい反応を見せています。
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