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2003年、ブレット・ラトナーによるインタビュー。Part.2
(補足メモ)      


雑誌『Interview』2004年2月号

Michael Jackson: decades before all of the charges and countercharges, he was a pint-size singer with a big dream(マイケル・ジャクソン: すべての嫌疑と反撃から数十年前、彼は大きな夢を持った小っちゃなシンガーだった)
by Brett Ratner
Part.1 からの続き Part.2


Brett Ratner: (笑)マジ? ブルック・シールズね、オーケイ・・・君が観てきたなかでグレイトなショー、コンサートといえば?

Michael Jackson: ジェームス・ブラウン。ジャッキー・ウィルソン。真のエンターテイナーたち、真のね、鳥肌が立っちゃう。

Brett Ratner: ジェームス・ブラウンかぁ、どこで観たの?

Michael Jackson: 僕らはよく彼の後にステージに上がらなきゃいけなかったのさ、彼が出演した後の「アマチュア・アワー」(素人コーナー)に、僕らが出てたから。だから僕は、袖にいて、どのステップ、どの動きも研究してたものさ。

Brett Ratner: テレビ? テレビ・ショー?

Michael Jackson: いや、アポロ(・シアター)で。

Brett Ratner: アポロでの「アマチュア・アワー」ね。で、君は彼がパフォームするのを観た。

Michael Jackson: うん、それとジャッキー・ウィルソン。彼らみんな。ザ・デルフォニックス、ザ・テンプテーションズ。

Brett Ratner: 一つのショーでいうと、覚えてるのは・・・ザ・テンプテーションズも観た?

Michael Jackson: うん。

Brett Ratner: じゃあ、君が「オゥ、マイガッ」なんて言ったようなショーはあった?

Michael Jackson: ジェームス・ブラウン、ジャッキー・ウィルソン。

Brett Ratner: アポロで?

Michael Jackson: 僕は泣いちゃった。泣いたよ。僕はあんなの、全然観たことがなかった。あの種の感情、あの種の熱気、フィーリング──彼らはまるで、別のより高い、スピリチュアルな次元にいたんだ。彼らは、トランス状態というかさ、そして、観客たちは彼らの手のひらの中さ。そんなふうに彼らが観客をコントロールするのが、僕はただ大好きだった、その種のパワーがね。彼らが歌えば、彼らの顔には涙がつたう。すごく没頭してたね。フ~~ゥ!

Brett Ratner: 君の好きな歌は何?

Michael Jackson: 全時代でお気に入りの歌?・・・バート・バカラックがすごく好きだよ。モータウンどれでも。ザ・ビートルズ、『エレノア・リグビー』、『イエスタデー』。シュープリームスのどれでも。そのへんみんなグレイトだね。思うんだけど、60年代って、いくつか史上最高のメロディがあるね、ピーター、ポール&マリーからそのあたりの人たち。ザ・ママス&ザ・パパスはワンダフルだったね。それにザ・ドリフターズとなるとさらにちょっと戻るけど、でも僕はあの曲『 オン・ブロードウェイ』が大好きだな──天才。シンプルなのが一番だね、そう思うよ。(バート・バカラックの)『アルフィー』大好き──すごく美しい。あぁ、すごくいっぱいあるな。映画みたいにね、グレイトな映画がすごくいっぱいある。

Brett Ratner: じゃあ、音楽業界に乱入しようとする人に役立つであろうこと、いくつか挙げてみて。

Michael Jackson: 自分自身を信じて。偉人たちに学び、もっと偉大になるんだ。それに、科学者であれ。解剖。解剖するのさ。

Brett Ratner: 君は前に何か別のことも言ったよね。・・・「諦めるな」かな、いや、何て言ってたんだっけ。

Michael Jackson: No matter what(たとえ何であれ)。僕は気にしないんだ、もし全世界が敵に回っても、あるいはおちょくられたり、お前にはうまくやれないと言われてもね。自分を信じろ。たとえ何であろうとね。この世に自らの足跡を残してきた偉大な人物たちのなかには、そんなふうに扱われた者もいるのさ──ほら、「お前はやれそうにない、お前はどこにもたどり着けない」とね。ライト兄弟を、人は笑った。トマス・エディソンを笑った。ウォルト・ディズニーを笑った。ヘンリー・フォードをネタにジョークを作った。「彼は無知だ」と、人は言ったのさ。ディズニーは学校を中退した。そうやって彼らははるか彼方へ行ったのさ。こういう人たちが形作ったり変えたりしたんだ、僕らの文化や、習慣、生き方や物事のやり方をね。

で、神さまは人々を通じて地上にそういう「種」をまいてるんだと思うよ。君もその一人だと思うし、僕もそう、喜びとかエスケーピズム、楽しみ、魔法をもたらすっていう。だって、エンターテインメントが無ければ、この世界はどんなふうだろうね? でしょ? ホントに、どんなふうだろう? 僕にとっては完全に違った世界だろうね。僕はエンターテインメントが好きなんだ。そして僕がすべての中で一番好きなのはフィルムさ。映画のパワーとマジック。一番すごいよ、すべてのアート形式の中で一番表現力がある。 魂に触れると思うよ。音楽と映画が一番表現力豊かだね。ほとんど宗教だよね──すごく深く入り込むし、すごく夢中にさせられる。劇場に行って、出てくる時は違う人間になってる。そんなふうに影響するんだ。パワフルだよ。力強いと思う。そこが大好きなんだ。

Brett Ratner: 観客たちに特定のものを感じさせる時だ。

Michael Jackson: うんうん。

Brett Ratner: 彼らはそれに関わる。

Michael Jackson: そう、彼らはそれを生きる。その一部になるんだ。座席に座っていることを忘れちゃう。

Brett Ratner: 映画を観るという体験が彼らの人生に影響を与えるんだね。

Michael Jackson: 人生丸ごとね。人生を変えうる。

Brett Ratner: イエス、僕は7歳の時に映画館で『 スター・ウォーズ』を観たのを覚えてるよ。プリンスやパリスにとっては、今日それをDVDで観るのはまた別の体験だよね、27年後だ。僕はそれが最初に登場した時に観て、当時、まったく大ショックと畏怖の念を覚えた。それまで誰もそんなの見たことなかったんだ。長い行列があったんだけど、僕は最初の時はそこに入り込むことさえできなかった。次の日、再挑戦しに行かなきゃならなかったのさ。あの映画を観るために死に物狂いだったっていう記憶、7歳の時のね、そのことがそれを、単に「忘れられない経験」という以上のものにするんだ。初めて何かそういうものを見る時、それは永遠に人の人生に影響するね。初めて歌を聴くとか、アーティストがパフォームするのを観るとかいったようにね。ジェームス・ブラウンを観るようになって君の目に涙が浮かんだ瞬間って、それを20年後にラジオで聴くのとは違ったものだよね。(※)

Michael Jackson: どんなに素晴らしかったか言葉では言い表せないよ。僕はただグレイトなエンターテイナー、グレイトなパフォーマー、グレイトなショー・マン、グレイトなストーリー・テラーが好き。彼らを見てるだけで、すっかり魅了されてしまうのさ。夢中になる。大好き。ワン・スポットライト、ベイビー(笑)。

Brett Ratner: (笑)フランク・シナトラ。

Michael Jackson: あぁ、ああいう人たちカッコいいね。それに、サミー・ディヴィス。ホントに大好き、何もかも。魔法だよ、本物の魔法。

Brett Ratner: ジェームス・ブラウンの『 ホット・パンツ』は? ハッ! タッ!

Michael Jackson: (笑)いいよね。
【END】


1/6編集室 注・・・この部分(※)のみ、雑誌掲載時の文字起こしと、映像の中でブレット・ラトナーが喋っている一言一言の言葉は、大意を変えない程度にごくわずかに異なっています。変な歪曲とかではなく、文脈を分かりやすくするための編集です。訳文は、雑誌掲載時の内容。


(補足メモ)      
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