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雑誌『Interview』インタビュアーMJがファレルに質問。Part.1
アメリカの雑誌『Interview』2009年9月号が、マイケルの過去のインタビューを追悼再掲。ページ数としては4ページ、量としては多くありませんが、独特のスタンスを貫く雑誌なので、歴史的資料としても興味深い内容となっています。

古いバックナンバーはなかなか手に入りにくいものですが、ありがたいことに、現在、公式ウェブサイトでもマイケルのページが公開されており、全文ではなく一部ですが、読むことが出来ます。
http://www.interviewmagazine.com/music/michael-jackson/

上記サイトでは1982年と2003年のインタビューが抜粋で掲載されています。ここでは2003年のファレル・ウィリアムスとのインタビューを未編集テキストに近いロング・バージョンでご紹介。ファレルは、ネプチューンズ、N.E.R.D.またソロとしてもおなじみのスーパー・プロデューサー、アーティスト。今でこそファレルもビッグですが、この頃はまだけっこうツンツンチキチキやってましたね。
Interview誌では、2003年6月上旬に「インタビューアーがマイケル・ジャクソン」という、なかなかスリリングな企画が実現。前書きによると、Interview誌はもともと、気鋭の時の人としてファレルのページを企画していて、その過程でファレルが軽い感じで「つねづねマイケル・ジャクソンと話したいと思ってきた」と言い出したのだそう。この時、マイケルといえば、世界中で例の悪徳捏造ドキュメンタリーが放送され、メディアの仕打ちは日に日に過酷なものになっていた時期。ある意味、すでにマイケル陣営VSマイケル潰し陣営は明らかな戦争状態で、ファレルは、そういう状況のマイケルにどうしても伝えたいことがあったのです。そういうわけで、体裁としては「マイケルがファレルにインタビューする」という形ですが、実際的には「ファレルが熱くマイケルを賛美しサポートを叫ぶ」という、グッと来る内容となっています。
簡単ではないマイケル側へのオファーでしたが、数日後、マイケルがこの企画を受けると連絡が。

  

Part.1

2009interview_magMichael Jackson: ハロー?

Pharrell Williams: ハロー!調子はいかが?

Michael: 許してくれるよね、グレゴリー・ペックが昨日亡くなったんだけど、彼はとても親しい友達だったんだ。それで僕は葬儀の準備やら色々と彼の奥さんを手伝っていて。だからこの電話が遅くなってしまって、許してね。

Pharrell: ノー、ねぇそれよりも、俺は自分が電話であなたと話しているなんて信じられないよ。

Michael: オー、神のご加護を。

Pharrell: ありがとう、あなたにも。

Michael: ありがとう。じゃ、僕が君にインタビューする、いいね? 7つとかそれくらい質問があると思うんだけど。

Pharrell: ええ。どうとでもお好きなように。

Michael: オーケー。音楽で君をインスパイアするものは何かな?音楽を作る時に君をインスパイアするものは何?

Pharrell: フィーリングです。空気がキャンバスだとして、絵はキーボードから指を通じて出てくるコードなんです。だから演奏している時は、空気にフィーリングを描いているって感じ。陳腐に聞こえるかもしれないって分かってるけど、でも・・・

Michael: ノー、ノー、完璧な例えだよ。

Pharrell: で、出来上がったと思ったら、出来上がったってことなんです。絵や彫刻みたいなもの。それを表に出す時っていうのは、完結したことが分かってるからなんです。完成したことがね。その逆もしかり──その場合はこう、「ヘイ、まだ出来上がってないぜ」。

Michael: そうだね。そしてそれは、終わるまで君を寝かせてくれないんだ。

Pharrell: その通り。

Michael: そうだね、僕も同じ経験をしてるよ(笑)。
じゃあ、最近の音楽についてはどう考えてる?今まさに創られてるサウンドや音楽が向かってる方向に詳しいかい?

Pharrell: えぇと、個人的には、あなたや、スティーヴィー(・ワンダー)やドニー(・ハサウェイ)のような人たちに注目してるかな。コレだ、と感じることをしてるよね。

Michael: なるほど。

Pharrell: ほら、みんなが一つの方に向かっていた時に、あなたは『オフ・ザ・ウォール』やってた(off the wall=クレイジーな、変てこな)。

Michael: だね(笑)。

Pharrell: で、他のみんなが別の方に行ってた時、あなたは『スリラー』に行った。我が道を行ったんだ。だから俺はあなたのような人たちに注目してる、自分のフィーリングに耳を傾け、情熱や野望を具体化することを怖がらないような人たちをね。それを実現し、具体化する・・・

Michael: ビューティフルだね。ラヴリーだよ。うまいこと言うじゃない。
君に聞きたいんだけど──君は感じるかな、僕と同じように、ほとんどまるで懐胎のような、生命を産んでいるような感じを?曲を書くことは子どもを持つようなもので、ひとたび曲が完成したら、それはまるで子どもを社会に送り出すことみたいだ。今までにそう感じたことはある?行かせるのがつらい、とか。

Pharrell: そうなんだよ。この前ビデオを出すためにインタビューをやったんだけど、それを出すのが怖かった。ビデオだったんだけど、俺にとってビデオは曲の第2部みたいなもんなんです、なぜならそれはヴィジュアルの視点からの解釈を与えるものだから。だから、そう、俺も完全にそういうふうに感じます。時々はこうだよ、なにか人前で演奏してそれが受けなかったら、まるで自分の子どもが何かやっちゃって、みんなが指をさしてる、「ちょっと!それは俺の子なんだ!」って感じ。俺はまだ父親じゃないけど、そういう感じだろうなって想像するよ──少なくとも、曲についてはそう感じますね。

Michael: なるほど。
次は、さまざまな形の音楽──ポピュラー・カルチャー・ミュージック──ブラック系人種がもたらし広めることを担ってきたんだ、ジャズからポップ、ロックンロール、ヒップホップまで、とにかく何でもね。こういうことすべてについて、どう思う?神さまからの恵みかな?

Pharrell: 俺が思うに音楽はすべて神からのギフトですね。それに・・・(ファンが遮る)・・・マイケル、ちょっと待っててもらえるかな?(ファンと話すファレル。数秒後、マイケルとの会話に戻る)失礼。

Michael: (笑)ブルース、ロックンロール、あらゆる新しい形のポップ・カルチャー・ミュージック──例えばロックンロールは、チャック・ベリーやリトル・リチャード、ファッツ・ドミノによって発明されたんだ。

Pharrell: まさしくそうですね。

Michael: ケイクウォーク、チャールストン、ポッピング、ブレイクダンス、ロッキングといったダンスさえもね。神さまからの贈り物だとは思わない?

Pharrell: まったくそのとおり。神が与えてくれたんだ、表現という贈り物を俺たちに与えてくれた時に。つまり、歌詞を書く時っていうのは、誰かに、あるいは世界に向けて書いてる。演奏してる時は、聴いてくれる世界のために演奏する。ダンスする時は、見てくれる人たちのために踊る。それが表現ってことだよね。もう少し内向きになる時もあるかもしれないけれど、自分自身のために踊ったり、曲を書いたり、演奏したり。そうなると、自分がやってることがどう見えて、どう聞こえて、どう感じるのか、全然わからなくなる。誰か他の人が言ってくれるとか、記録して見直すとかしない限り。

Part. 2 に続く
  
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